整形外科主な手術:手外科・上股
整形外科主な手術:手外科・上股
人工指関節置換術
人工指関節置換術
人工肩関節置換術 Total Shoulder Arthroplasty (TSA)・Reverse Shoulder Arthroplasty (RSA)
標準的入院期間 3週間
TSAは、腱板機能が保たれている変形性肩関節症、リウマチ性肩関節症などに適応があります。
人工骨頭置換術は、主に腱板断裂関節症やリウマチ性肩関節症、上腕骨近位端粉砕骨折などに対して行われる治療法です。
最近では、腱板広範囲断裂や腱板断裂関節症、腱板断裂を伴うリウマチ性肩関節症に対して従来とは異なる手術法Reverse Shoulder Arthroplasty (RSA)も可能になりました。
傷んだ関節部分を切除して人工物に取り替える事で痛みを和らげることができます。
ひとりひとりの病態が異なるため、術後の関節の動きについては改善度に違いがあります。
手術時間は通常2時間程度となります。肩前面に8-12cm程の切開をして行います。
人工関節置換術は肩甲骨・上腕骨とも人工物に入れ替えをします。
それに対し人工骨頭置換術は上腕骨のみを人工関節に入れ替えます。
術後は翌日から三角巾とし、歩行は可能となります。
また、関節の動きを広げるために可動域訓練を早期から始めます。
術前の状態により個人差はありますが、術後3週の時点で軽い日常生活動作は可能となります。
その後徐々に筋力訓練を始めていきます。術後は長い経過で人工関節のゆるみが生じることがあります。
そのため、定期的な診察が必要となります。
主な手術
- 脊椎
- 腰部脊柱管狭窄症に対する腰椎椎弓切除術(棘突起縦割法)
- 脊椎固定術
- 椎弓切除術
- 椎弓形成術
- 破裂骨折に対する経皮椎間固定術 など
- 下肢(股・膝・足)
- 人工股関節全置換術は最小侵襲(MIS)アプローチで
- 人工膝関節全置換術は最小侵襲(MIS)アプローチで
- 人工膝関節単顆置換術は最小侵襲(MIS)アプローチで
- 高位脛骨骨切り術
- 人工足関節置換術
- リウマチ趾変形矯正手術(関節温存法・切除法)
- 股関節骨折手術 など
- 手の外科・肩
最終更新日:2021年12月