診療科・部門緩和ケア科

診療科・部門緩和ケア科

診療科紹介

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特別なお知らせ枠 

緩和ケアとは


WHO(世界保健機関)は緩和ケアについて、「生命を脅かす疾患に起因した問題に直面している患者と家族のQOL(生活の質)を改善させる取り組み」であり、「早期からの同定や評価によって苦痛を予防し、また苦痛からの解放を実現するもの」と定義しています。

当センターでは2007年10月ホスピスケア病棟開設以来、がん患者の身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな全人的苦痛の緩和に取り組んできました。

終末期だけではなく、疾患の早期や抗がん治療期から苦痛を緩和し、より良い時間を過ごすことができるような援助とケアを患者さん、ご家族に提供しています。

対象疾患

対象疾患

  • 悪性腫瘍

治療・検査

治療・検査

緩和ケア外来


ホスピスケアセンター(入院24床、全個室)

ホスピスケアセンター(入院24床、全個室)

予約制の緩和ケア外来


新患は1時間、再来は30分の診察枠で、予約制で診療しています。

緩和ケア医、緩和ケア認定看護師、ソーシャルワーカーの3人が診療を担当しています。

初診の場合はご家族にも一緒に受診していただき、今までの経過、ご病気に対する思い、これからどこでどのように過ごしていきたいかなども診察の中でお伺いしています。


早期から緩和ケアにご相談を

上述のWHOの提言にあるように、末期だけでなく早い時期のがん患者さんにも緩和ケアを適用すべき多くの利点があります。「がん病変の治療」と「緩和ケア」とは互いに対立するものではなく、同時に実施されることにより、患者さんのQOL(生活の質)は大幅に改善します。

症状緩和のため短期間のホスピスケア病棟での入退院を繰り返し、在宅生活を継続されている方が緩和ケア外来に通院されています。

現在治療中の方も、症状緩和のため積極的に緩和ケアを受ける事をお勧めしています。どうぞご相談ください。

予約方法

医療福祉課 緩和担当ソーシャルワーカーまでご連絡ください。

医療福祉課


当日持参するもの

問診票をご持参ください。
下記よりダウンロードしてお使いいただけます。
ダウンロードできない方は、来院時に記入していただきます。

外来問診票(PDF) 
 
外来担当医表

ホスピスケアセンター(入院24床、全室個室)


入院の対象・条件


  • 苦痛を伴う悪性腫瘍の患者さんを対象としています。

  • 患者さんとご家族がともに入院を希望していることが必要です。また、担当医も入院に同意していることが望まれます。

  • ご本人が病名や病状を理解している方が望ましいですが、様々な状況によりそうでない場合はご相談させていただきます。

入院の対象・条件


  • 苦痛を伴う悪性腫瘍の患者さんを対象としています。

  • 患者さんとご家族がともに入院を希望していることが必要です。また、担当医も入院に同意していることが望まれます。

  • ご本人が病名や病状を理解している方が望ましいですが、様々な状況によりそうでない場合はご相談させていただきます。


ホスピスケアセンター写真で紹介

緩和ケアを開始するまでの流れ

まずはお電話でご相談ください。

診療情報提供など、患者さんに関する情報をFAXしていただく場合があります。


医療福祉課

011-782-4660  011-786-5664

緩和ケアを開始するまでの流れ

まずはお電話でご相談ください。

診療情報提供など、患者さんに関する情報をFAXしていただく場合があります。


医療福祉課

011-782-4660  011-786-5664

緩和ケアチ-ム


ホスピスケアセンター(入院24床、全個室)

ホスピスケアセンター(入院24床、全個室)

  • 痛みなどのからだの辛い症状を和らげたり、こころのケアを行い、患者さんとそのご家族の望む形の療養ができるように、専門的知識・技術のある職種が協働しサポ-トするチ-ムです。

  • 患者さん、ご家族のQOL(生活の質)を高めるためにはなにが最善か、なにが必要かを共に考え協働しています。各所種の知識や技術を補いながら、1人、またはひとつの職種では出来ない事を可能にする事が緩和ケアにおけるチームアプローチです。

  • 特に、配置されているリハビリテーションセラピストは、身体的なリハビリテーションのみならず、日常生活動作や認知機能の評価を行い、生活環境の調整に関わっています。

特徴

特徴

  • 個室差額料金はありません


    私たちは民医連、勤医協が掲げている無差別平等の理念のもとで「誰もが安心して受けられる」医療の提供を心がけています。当院ではホスピスをはじめすべての病棟で個室差額料金の設定はありません。また無料・低額診療にも取り組んでいます。

    2人の担当ソーシャルワーカーが配置されており、公的サービスも含めたさまざまな医療相談が可能です。

  • 切れ目のない緩和ケアを提供

    外来、入院、在宅、他の医療機関と連携して、患者さんやご家族が希望する場所で「切れ目のない」そして全人的な苦痛を緩和するケアを提供します。

たまねぎ通信56号で、緩和ケアについて特集をしております。
ぜひご覧ください。


感染制御を考慮した
これからの緩和ケア


たまねぎ通信 56号(PDF)
2022年2月発行

たまねぎ通信51号で、ホスピスケアセンターについて特集をしております。
ぜひご覧ください。


人生を最期まで支え続ける
医療と看護


たまねぎ通信 51号(PDF)
2019年11月発行

たまねぎ通信43号で、ホスピスケアセンターについて特集をしております。
ぜひご覧ください。


誰もが緩和ケアを受けられる
社会を目指して


たまねぎ通信 43号(PDF)
2017年11月発行

たまねぎ通信 34号で、ホスピスケアセンターについて特集をしております。
ぜひご覧ください。


医療者とボランティアが
チームで実現するホスピスケア


たまねぎ通信 34号(PDF)
2015年8月発行

お知らせ

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各種イベント情報

各種イベント情報

★ご確認いただくため(イベントの種類が2個(世界ホスピスケア緩和ケアデー・ピンクリボン運動)あるため)に、

5つ表示させていますが、2個か4個掲載がおすすめです

関連リンク

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最終更新日:2022年9月