整形外科主な手術:手外科・上股

整形外科主な手術:手外科・上股

人工指関節置換術

人工指関節置換術

鏡視下腱板縫合術 arthroscopic rotator cuff repair(ARCR)

標準的入院期間 2~4週間


腱板断裂(完全断裂・不全断裂)に対する治療法です。

切れてしまった腱板は自然には戻らないため、手術的に縫合して治療します。


手術は全身麻酔で行い、通常1~2時間で終了しますが個々の状態により異なります。

多くの例で1cm弱の傷4-5ヶ所で行うことができます。

腱板断端のサイズや状態に応じて縫合法(single row法、double row法、triple row法、suture bridge法など)を決めています。


術後のリハビリテーションは、腱板断裂の形態やサイズ、残存している腱板の状態によって縫合部の修復状況が変わるため個々で異なります。

縫合した腱板と骨が安定してくるまでは一定の期間がかかります。

基本的に術後4-6週は装具での固定が必要となり、自分で腕を上に挙げる動作(自動挙上運動)は行なわず、その他のリハビリテーションを中心に行います。

術後2-3ヶ月で日常生活動作の多くが可能となり、軽い肉体労働やスポーツへの復帰には術後4-6ヶ月の期間を目標とします。

主な手術


最終更新日:2021年12月