社会貢献・地域活動:平和への取り組み活動報告

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活動報告

2017年8月 原水爆禁止世界大会in長崎

2017/8/10

2017年8月 原水爆禁止世界大会in長崎

2017年原水爆禁止世界大会


今年は当院から医師、看護師、検査技師、栄養士、理学療法士、薬剤師、事務など、合計9人が8/6から8/9まで長崎大会に参加しました。



8/1壮行会写真(PDFファイル)


原水爆禁止2017年世界大会に参加して

原水爆禁止2017年世界大会に参加して

私は昨年、既卒で勤医協に入職しました。

今回、原水爆禁止世界大会に参加するまで、社会人になってから原爆の勉強をするとは思っていませんでした。


今まで生きてきて、原爆の情報はある程度は知っているつもりでしたが、どこか他人事だったと思います。


しかし実際に長崎に行き「原爆の威力」「被害の悲惨さ」を実感することになりました。

原爆資料館でみた「溶けて重なった硬貨」からは原爆の凄まじい熱線の威力を。


「倒壊した様々な建築物」からは原爆の凄まじい爆風の威力を現実のものとしてこの目でみることになりました。

何よりも被爆者の方々の言葉が「72年の年月を重ねても変わることのない原爆の恐ろしさ」を物語っていました。



今回、東区団は20名。その中で中央病院からは9名の若手職員が参加し行動を共にしました。

研修では勉強だけでなく、一緒に長崎観光をし、名物料理を食べたり、お酒を飲んだり、卓球をしたり、話をして笑いあうこと等楽しいこともたくさんありました。


研修である程度のまとまり・一体感を感じていましたが、話をする中で同じ経験をしても心に残る部分は人それぞれ違うと改めて思いました。


しかし共通していたのは「被爆者の方々の言葉やそこから感じ取ったこと」が心に残っているということです。


そのため核兵器禁止の声を広げていくには被爆者の方のたくさんの言葉やそこから感じたことをたくさんの人に発信していくことが必要だと感じました。


被爆者の方々の平均年齢は81.41歳。


私たちが語り継がなければいけないという気持ちは今回の参加者共通の気持ちだと思います。


中央病院  生理検査科  加藤 恵一



原水爆禁止世界大会in長崎 報告会