専攻医・後期研修医・専門医

整形外科 後期研修プログラム

専攻医・後期研修医・専門医

整形外科 後期研修プログラム

日整会一般目標GIO

日整会一般目標GIO

日整会の卒後研修ガイドライン

日整会の卒後研修ガイドライン

  • 運動器の基礎知識
  • 骨・軟骨・関節の生理・解剖を理解し、臨床に応用できる。
  • 神経・筋・腱・脈管の生理・解剖を理解し、臨床に応用できる。


  • 関連領域の基礎知識
  • 病理・微生物免疫・遺伝学などの知識がある程度ある。



  • 診断と検査
  • 骨・関節のX線診断(MRIも含む)が的確に出来る。
  • 関節造影ができ、所見を正しく評価できる。
  • 脊髄腔造影ができ、所見を正しく評価できる。電気生理学的検査ができ、所見と意義を正しく評価できる。
  • 関節鏡検査もある程度できる。
  • 病理組織所見をある程度判断することができる。
  • 基本的診察と病態考察ができる。
  • 神経学的に高位・横位診断が考察できる。
  • 急外傷患者に的確で、迅速な病態把握ができる。
  • 痛みの原因分析が十分できる。
  • 検査の意義を十分理解し、検査の適応を正しく処方できる。
  • 基本的検査を適切に計画し、意味を判断できる。
  • 論理的、学理的に病態把握を正しく思考できる。
  • 整形外科的緊急危険症状を即断できる。




  • 整形外科臨床知識と力量
  • 病態把握と患者のプロフィールからその人に合った治療計画と見立てができる。
  • 倫理の上に適切な説明と同意ができる。
  • 適切な薬剤処方、使用ができる。
  • 徒手整復の正しい適応と実施ができる。
  • 補装具の処方、指示、指導が正しくできる。
  • 理学療法の処方、指示が正しくできる。
  • 整形外科ME機器を適切に処方し、使用できる。
  • 介達牽引管理が正しくできる。
  • 直達牽引管理が正しくできる。
  • 創外固定管理が正しくできる。
  • 局麻、伝達麻酔ができる。
  • 全身麻酔と全身管理ができる。
  • 術前準備を正しくできる。
  • 脊髄損傷の初期治療が適切にできる。
  • 開放骨折の初期治療が適切にできる。
  • 関節の感染症の初期治療が適切にできる。
  • 手新鮮外傷の初期治療が適切にできる。
  • 採骨と骨移植が正しくできる。
  • 主な関節手術(鏡視下、人工関節を含む)ができる。
  • 脊椎での椎弓切除が正しくできる。
  • 椎間板切除術が正しくできる。
  • 神経剥離術、神経縫合術ができる。
  • 血管吻合ができる(マイクロも含む)。
  • 形成外科的素養をある程度身につけている。
  • 四肢切断と術後管理ができる。
  • その他のガイドラインにある整形外科的基本手技のいくつかを確実にできる。
  • バイタルサインを正しく把握し、生命維持に必要な処置を的確にできる。
  • 救急外傷患者の搬送について正しく判断し、処理できる。
  • 救急時の気管切開ができる。
  • 緊急時の減張切開ができる。
  • 関節注射、ブロックができる。
  • スポーツ外傷の現場での処置が的確にできる。
  • 義肢以外の各種装具を設計し、指示できる。
  • 高齢者の整形外科的骨関節疾患への治療設計ができ、十分助手または術者となることができる。
  • 関節リウマチの治療計画が確実にでき、関節外科の助手がじゅうぶんできる、または術者となることができる。
  • 小児の先天性疾患(先股脱、内反足、筋性斜頸)の治療計画と保存治療が十分できる。
  • 患者の心理・情緒を洞察し、カウンセリングがある程度できる。
  • 機能障害、能力障害、社会的不利を評価でき、適切なリハビリ計画ができる。
  • リハビリテーションのうち職能訓練の処方が十分でき、評価できる。
  • 脳性麻痺の訓練の処方が指示でき、評価できる。
  • 廃用症候群の内容を分析でき、適切な治療計画が立てられる。
  • 高齢者・障害者に対し、適切な生活アドバイスができる。





  • 研究能力
  • 自主的に研究テーマを求め、実践することができる。
  • 少なくとも症例報告論文を、口頭発表および執筆できる。






  • 指導能力
  • 自分より若い医師に対して、適切なアドバイスと指導がある程度できる。







  • 社会資源の理解と活用
  • 医療保険制度、生活保護、介護保険、労災保険などについて一定の知識を有する。
  • 上記の活用について、しかるべきスタッフに指示・相談・協力できる。
  • 上記制度に関しての見識を持ち、意見を述べることができる。

最終更新日:2021年12月