インフルエンザ流行中
2019/12/25
一年目研修医の舛森(マスモリ)です。
インフルエンザ流行シーズンになってまいりました。
救急科では毎日1人以上のインフルエンザ迅速検査陽性の結果を見ているといっても過言ではありません。
我々医療者は、自らの健康のためだけでなく、患者間の感染を防ぐためにも、手指消毒をはじめとしたスタンダートプリコーション(標準感染予防策)を徹底する必要があります。
そんなある日、「喉が痛いな」と感じることがありました。目の前の患者さんが「喉が痛い」といっていたら、冷静に診察して治療方針を立てていくと思いますが、自分のこととなると然もあらず。
「今週末旅行だし、インフルだったらどうしよう。」
「これでインフルだったら仕事休んで迷惑かけてしまうな。」
「いやいや、インフルなら余計に患者さんと接っしたらいかん。」
色々、脳をよぎります。しかし、肝心の咽頭の所見や症状の経過から客観的に「上気道炎(風邪)」なのか、「インフルエンザ」なのか、そのほかの原因なのか、、、
ここまで冷静に考えられないものなのかと、自分の未熟さを実感しました。
日々精進してまいります。
何はともあれ、これから冬本番です。どうかご自愛ください。