呼吸器外科

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呼吸器外科の紹介

2011年6月

呼吸器外科では肺癌を中心に、肺良性腫瘍、気胸、縦隔腫瘍(胸腺腫、杯細胞腫瘍他)、膿胸など殆どの肺、呼吸器疾患の外科的治療を行っている。肺癌は開院以来2008年までに900例以上の手術症例を経験している。胸腔鏡下での肺癌手術も適応を十分に検討したうえで施行している。

当院の肺癌症例の特徴は肺気腫や塵肺等の呼吸器併存症を持つ症例が多く、内科、麻酔科、ICUとの協力で周術期を安全に管理している。また進行がん症例に対しても積極的に気管支形成、血管形成を行うことで根治術を目指している。気胸は1992年より胸腔鏡下に手術を施行しており、2008年までに300例以上の手術を行っている。当院の気胸手術例の特徴は高齢者や塵肺合併気胸、高度の肺気腫症例が多く、内科治療困難例だけでなく、一般的には手術困難とされる症例に対しても積極的に手術を行うことで早期退院を目指している。膿胸についても最近では早期から積極的に胸腔鏡下で手術を施行することで合併症の発症を抑え早期退院を目指している。また最近増加している悪性胸膜中皮腫に対する手術も以前より行っており、道内では数少ない5年生存例も出ている。このように塵肺やアスベスト等の職業関連の呼吸器疾患の手術例が多いことも当院の特徴である。

呼吸器外科医は2009年6月現在4名が勤務しており、それぞれが国立がんセンター中央病院肺外科や静岡がんセンター呼吸器外科等の国内留学を経験している。呼吸器外科学会指導医1名、呼吸器外科専門医2名その他日本外科学会指導医、外科専門医、日本呼吸器外科学会評議員、癌療治療暫定教育医、癌療治療認定医などの資格を取得している。また道内で8施設のみが認定されている呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設の基幹施設でもある。

呼吸器外科業績