呼吸器外科

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呼吸器外科の紹介

2020年6月

 呼吸器外科では肺癌を中心に、肺良性腫瘍、気胸、縦隔腫瘍(胸腺腫、杯細胞腫瘍他)、膿胸など殆どの肺、呼吸器疾患の外科的治療を行っています。 当センターの特徴は比較的高齢の患者さんや肺気腫、塵肺等の呼吸器併存症を持つ症例が多く、内科、麻酔科、ICUとの協力で周術期を安全に管理しています。
 肺悪性腫瘍手術症例は約100例/年で、体に負担の少ない手術を心がけ、胸腔鏡下での肺癌手術も適応を十分に検討したうえで施行しています。 また進行がん症例に対しても積極的に気管支形成、血管形成を行うことで根治術を目指しています。
 気胸は1992年より胸腔鏡下に手術を施行しており、 約30例/年の手術を行っています。当院の気胸手術例の特徴は高齢者や塵肺合併気胸、高度の肺気腫症例が多く、内科治療困難例だけでなく、 一般的には手術困難とされる症例に対しても積極的に手術を行うことで早期退院を目指しています。 膿胸についても最近では早期から積極的に胸腔鏡下で手術を施行することで合併症の発症を抑え早期退院を目指しています。
 また最近増加している悪性胸膜中皮腫に対する手術も以前より行っており、道内では数少ない長期生存例も経験しています。そのほか、手術不能の進行肺がんによる気道狭窄による呼吸困難例に対しても気道焼灼やステント挿入で自覚症状の改善を進めています。
 呼吸器外科医は2020年4月現在4人が常勤しており、それぞれが国立がんセンター中央病院肺外科や静岡がんセンター呼吸器外科等の国内留学を経験しています。呼吸器外科学会指導医、呼吸器外科専門医、日本外科学会指導医、外科専門医、日本呼吸器外科学会評議員、がん療治療認定医などの資格を取得しており、呼吸器外科専門医合同委員会認定専門研修連携施設でもあります。
 
 また、甲状腺癌、バセドウ病、原発性副甲状腺機能亢進症等の内分泌疾患に関しても内分泌内科と連携し手術を施行しています。

診療実績

呼吸器外科手術症例(1-12月) 2018年 2019年
原発性悪性肺腫瘍
65
82
転移性肺腫瘍
-
13
縦隔腫瘍
19
4
気胸
34
22
膿胸
18
31
外傷
1
1
その他
-
20
合計 141 173

学術活動・研究業績