救急診療部

TOPページ > 診療科・センター機能 > 救急診療部

救急診療部の紹介

2011年6月

救急診療部は平成15年に、増加する救急車の搬入に専任医師を配置して対応する事を目的に開設されました。当時はまだ少なかった北米型ERを参考にして指導医1名と初期研修医数名で診療を開始し、救急車で来院される方も徒歩で来院される方も区別せず24時間365日受け入れることを目標にしてきました。脳神経外科の閉鎖や小児科・産婦人科の常勤医・入院機能がない、多発外傷・高エネルギー外傷の対応が困難であるなど救急医療に重要な医療機能がないという弱点もありますが、開設9年目を迎え昨年度救急車受け入れ件数は、新病院開院に向けて目標としていた2500台を超えて2700台に到達しました。

現在は救急処置ベッド2床、外来経過観察ベッド8床、救急病棟6床を持ち、診療部長1名・内科指導医(総合診療部医師)1名・初期研修医数名で診療をしております。患者層は地域の高齢者が中心で疾患は肺炎などの感染症や消化器・心臓血管・呼吸器・運動器リウマチ・糖尿病内分泌・腎臓病の各センターと連携で内科・外科・整形外科全般を受け入れています。

急性期の診断・治療のみならず、早期在宅復帰を目指し急性期からリハビリ(主に嚥下)やMSW・精神科リエゾン医療の介入など多職種との連携や医療者の教育・育成にも力を入れています。

今後も超高齢社会となった地域の在宅医療・介護を支える日本型ER目指し奮闘します。

勤医協中央病院救急診療部の基本的診療方針

  1. 当院は札幌市北東部の地域中核病院として、患者さんの要求に応える急性期医療を提供します。
  2. 災害時には病院をあげて地域と住民を守る医療機関となります。
  3. 呼吸器、乳腺、消化器、運動器リウマチ、心臓血管、糖尿病内分泌・腎および総合内科の各センターと連携し、適切でより高い技術の急性期医療を提供します。
  4. 24時間、365日救急患者を受け入れます。
  5. 札幌市の呼吸器、循環器および消化器二次救急当番、けが災害当番病院を担当します。
  6. ACSネットワークの一員として地域の虚血性心疾患の治療成績向上に寄与します。
  7. 救急診療においても無差別平等の医療を実践し、医療格差のない良質で安全な医療を目指します。
  8. 臨床研修病院として民主的な集団医療に基づく救急研修を通じて、人間の権利と尊厳を尊重する医療人を育成します。
  9. 救急医療分野における学術・研究活動を行い、自らの医療内容を検証し改善することを目指します。

救急診療部長・副院長 畠山広巳