整形外科-主な手術治療-

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主な手術の紹介

人工肘関節全置換術 / Total Elbow Arthroplasty (TEA)

 上肢の関節で私たちが最も力を入れて来たのは肘の滑膜切除術と人工関節です。滑膜切除術の適応はどちらかというと若年齢でまだ人工関節を挿入するには手術者側も患者さん側も抵抗のある方です。一方ある程度肘関節が破壊されて関節の不安定性が強い場合は人工関節置換術が適応となります。1989年以降の肘の人工関節は初回手術で123例、再置換術を入れると155例になります。

 当初より日本の工藤先生が開発された工藤式人工関節がほとんどを占めます。この関節は表面置換型で本来の靱帯構造によって安定性を得るものです。(図1)

工藤式人工肘関節(表面置換型)工藤式人工肘関節(表面置換型)
図1 工藤式人工肘関節 (表面置換型)

 そのほか関節のゆるみが非常に強い場合などには蝶つがい構造をもつ拘束型人工関節を選択することがあります。(図2)

GSBⅢ肘人工関節(拘束型)GSBⅢ肘人工関節(拘束型)
図2 GSBⅢ 肘人工関節 (拘束型)