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SEAカンファレンス(2017/8/18)2017-09-19

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8月のseaカンファレンスです。日々の診療の中で生まれるモヤモヤや感情の揺らぎを共有し振り返るカンファレンスです。

 

今回は1年目研修医のT先生が症例を発表してくれました。

 

【症例】

Kさんは脳出血後に見つかった副腎不全の原因検索とリハビリ目的に転院してきました。

入院当初から副腎不全に加え肺炎や食事摂取不良など様々な問題を抱えており、T先生は日々の診療についていくのが精一杯の日々を送っていました。

精査や加療を行っていく中でKさんは悲観的な言動が目立つようになりうつ状態になったり、はたまたせん妄になって不明な言動が見られたりと大変な入院生活となってしまいました。しかしそんな中でもKさんは同室者の退院を喜んだり、食事の際に「美味しい、嬉しい」と表情を崩したりしており、それを見たT先生はKさん元々の人柄を感じたそうです。

リハビリも進み、退院の日となりました。退院の日の朝、T先生が「長い入院になりましたがお疲れ様でした。」と声をかけるとKさんは「いろいろな人に出会えてよかった」とおっしゃったそうです。本当に大変で長い入院生活でさえも、人との出会いの場、そして人生の経験と捉えるKさんの温かさに触れ、目の前の仕事にしか目が向いていなかったT先生はハッとさせられたそうです。

 

その後のディスカッションではKさんの人柄の素敵さはもちろんですが、そこに気がつきハッとできたT先生の感性にも注目が集まりました。

 

私からは岩田健太郎先生の「1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方」から自分の知らない世界に出会い、色々な人の話を聞くことの面白さがあるという一節を紹介させていただきました。

 

T先生の感性に触れた会になりました。次回はどうなるでしょうか…。(seaファシリテーター後期研修医A)

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