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SEAカンファレンス(2017/5/19)2017-05-22

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今年度も1,2年目の研修医とseaカンファレンスを行っています。

答えのない、だけどみんながぶつかるモヤモヤを共有する会です。

今回は1年目研修医にとっては初回のsea。昨年とはメンバーも変わって雰囲気も少し変わってのスタートとなりました。

 

今回は2年目研修医のT先生が症例を発表してくれました。

【症例】

50代の女性の患者さん。いつも礼儀正しく「気品のある女性」。

毎日病室に通ううちに少しずつ自分のことを話してくれるようになりました。

全身倦怠感の精査を進めると悪性腫瘍の全身転移が見つかりました。

初めての告知のIC。緊張しながらもなんとか無事終了し一緒に部屋まで戻る途中…

「最後まで自分の足で歩いていたい。歩けなくなるのが怖い。」と肩を震わせて涙を流した患者さん。

T先生はかける言葉が見つからず、黙って一緒に病室に戻り、その後看護師にケアを依頼したそうです。

「つらい時は我慢せずに言ってくださいね」といつも患者さんに言っていたはずなのに、涙する患者さんに何も声をかけてあげることができず、無力感を感じたという症例でした。

 

その後のディスカッションでは

その場でかける言葉以上に、涙を流すことができるような関係づくりが重要であることや、非言語的な支え方もあること、看護師にその後のケアを依頼できたのは良かった等の意見が出ていました。

私からは鎌田實先生の「言葉で治療する」という本の一節をご紹介させていただきました。

 

1年目にとっては初回のseaということで少し緊張感はありましたが、みんなでT先生の症例に浸ることができました。

次回以降もいいseaになるといいな。(seaファシリテーター後期研修医A)

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