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総合診療セミナー前夜祭:前沢先生講演会2011-08-18

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今年で11回目になる総合診療セミナーが本日から始まりました。

これは医学部5-6年生向けに充実した副主治医体験をしてもらおうという企画で、以前は5日間でしたが
あまりにも濃厚となるので現在は3日間で開催しています。

内容は3日間受け持ち患者を担当する濃厚な副主治医体験から、研修医が講師を務める朝学習会やランチョンセミナーなど盛り沢山なイベントです。

今回の総合診療セミナーの報告は又後でしますが、毎回セミナーの前夜祭としてスタッフが話しを是非聞きたい先生をお呼びして講演会を開いています。

一昨年はCFMD(医療福祉生協連 家庭医療学開発センター)の 藤沼 康樹 先生
昨年は松前町立病院院長の 木村 眞司 先生に講演して頂きました。

そして今年は 『総合診療力は地域に生かせるか』という題名で、プライマリ・ケア連合学会理事長の
前沢 政次 先生に講演して頂きました。

内容は日本のプライマリケアの歴史から専門医・認定医制度の歴史に触れられ、現状の問題点から具体的な提案と、とても興味深いお話でした。

その中で触れられていた話で一つ引用させていただくと、

総合診療力とは?
1.『日常病+α』の原因把握力
2.患者のこころと生活・人生への洞察力
3.地域コーディネート力

とのことでとても共感できました。

日常病(common disease)をきちんと診断、治療できる能力はもちろんですが、なぜそのようなことが起こったかの原因の考察や、患者さんの心の問題や生活状況の把握、そして地域全体を見渡して、医療を通した地域づくりが出来る能力が真の総合力なんですね。

これは家庭医療学でいうところの、bio-psycho-social model や家族志向のプライマリケア、地域包括ケア などなどにつながりますね。

ドクターG のように病歴と身体所見から鑑別診断を挙げて病気に迫るというのも総合診療力ですが、
それだけではなく、上記のような能力もとても大事ですね。(とかいって自分にドクターG のような能力は無いんですが・・・)


他にも認定制度の前沢私案なども提示して頂き本当にためになりました。
学生にはちょっと難しかったかなとは思いますが、すこしでもこういうところに興味を持ってもらえれば良いですね。

(管理人K)

 

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