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2014年12月13日 2木会報告2014-12-17

12月の2木会を開催しました。GPMECの後期研修医の勉強会である2木会は毎月第4土曜日に行っていますが、12月は第4土曜日が年末に当たるので、今月だけ第2土曜日の開催です。

今月のテーマは「医学教育」です。後期研修医ともなれば、初期研修医の指導医として一定の役割を果たさなければなりませんし、総合診療医・家庭医を特徴づける能力の中に「教育能力」はしっかりと記載されています。しかし、その方法論をちゃんと勉強する機会はなかなかないのではないでしょうか? 日常臨床の医学的なことに忙殺されてついつい後回しになって、「初期研修医の指導ってこれでよかったのかなぁ」なんて悩みながらやっているのが実情ではないでしょうか。

2木会ではこうした普段は流されてしまうようなことを、じっくりと勉強する機会を提供しています。これまでには、「フィードバック手法」・「5micro skills」等をテーマにしたことがありました。

 

今回は「指導困難な研修医にどう対応するか」がテーマでした。当院での研修をあえて選んでくるような初期研修医は、基本的に指導に困ることはないのですが、それでも、「開き直る研修医」や「指導に対する反応が乏しい研修医」など指導が「難しい」と感じる研修医にどう対応するか?をテーマに1時間ほどのワークショップを行いました。

まずは、これまでに指導が困難だと感じた研修医についてお互いペアになって話し合ってもらいました。その後、話を聞いたその研修医がどのような研修医なのかを表現してもらいました。その際に「感情的なトゲ」がないかどうかをチェックし、「トゲ」のある表現をどのように改めたらよいのかについて、アドバイスを行いました。

指導医と研修医の間に「感情的なトゲ」が入ってしまうと、修復困難な関係に陥ってしまい、ますます指導が困難になってしまうことを伝えました。

 

2木回後半では、後期研修医のこれまでの「教育実践」の報告をSEA形式で発表してもらいました。ただ単に「このような教育企画をを行いました」だけにとどまらず、自分の教育手法が、医学教育学的にはどのような意味付けがあるのかというところまで深く掘り下げた発表でした。やりっぱなしではなく、こうした深い振り返りをすることで、何倍にも教育効果が高まることを実感した2木会でした。

(報告者:松浦)

 

 

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