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朝のコアレクチャー「頭痛」2011-10-25

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今日は後期研修医I江先生の「頭痛」のレクチャーです!

頭痛の患者さんにどのような問診をとるか? 皆さまどうしていますか?
「突然発症ですか?」
「人生最悪ですか?」
ということを考えますが、まず大切なことは
「初めての頭痛か?」
そして、頭痛が起こってからどれくらい早く受診しているか?が大切だそうです!!!!

次に髄膜炎のことですが、髄膜炎の否定にはjolt accentuationが有名ですよね。
これが陰性であればかなり髄膜炎を否定できる、というものです。
しかし、髄膜炎に関する研究はほとんどが後ろ向き研究で、「髄膜炎を除外する高い感度を有する単一の初見は存在しない」ということだそうです!!!
高齢者では発熱を認めないこともあり、発熱がなくても高齢者の意識障害や痙攣では必ず鑑別に入れる必要がある、ということです。

さらに髄液検査では
・白血球が少ないからといってウイルス性とは言えない。
・リンパ球優位だからといってウイルス性とは言えない。

jolt accentuation
54名の前向き研究、日本の研究
感度97% 特異度60%
除外には有用だがそれひとつで完全に否定するのも危険か!

さてSAHです。
心構えとして、「SAHとAMIは非典型が典型」→常に見逃す可能性があることを念頭に置く
警告頭痛:10-50%で発症数週間前に生じる。警告頭痛がみられた患者の50%はその時点で医療機関を受診している。
「人生最悪」かどうかは実は役に立たない!
頭部CTは時間経過とともに感度は下がる!
髄液検査が重要になる。キサントクロミーがあれば診断的、発症12-24時間で感度ほぼ100%
腰椎穿刺は発症から6-12時間経ってから行うよう推奨される。

人生最悪でなくても・・・「初めてで突然発症の頭痛」はSAH→頭部CT+腰椎穿刺

はい!勉強になりました!

(指導医D)

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